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じいさん


先日、夕飯にしようと思ったら何もなかったんです。

もうどっこ探しても食料という食料が尽きていて、いやぁ僕としたことがあまりにも食に無計画だったァと反省しつつも、まぁまぁ、長期休暇で頭が狂ってるし、ここはひとつよしとしたんですがそんなん納得したところで食料は出て来ません。

で、今から買い物に行って食料調達して食べて洗い物してーっていうのは、どうもその時の気分にアゲインストだったんで、んじゃいっちょ外食でもするかって思ったんです。

さぁどこ行こうかなと。またひとりファミレスでもかましてやろうかなと。

そうそう余談なんですけどね、ひとりでファミレスっておそらく皆さんが思ってるより遥かに魅力的なものなんですよ。

ファミリーレストラン略してファミレスで、「ファミリー」って付くぐらいだからひとりで訪れる客なんてのは極めてイレギュラーなわけじゃないですか。

しかも僕のところは大学近所でもうなんか出来立てほやほやのカップルみたいなのとか、今にも破局寸前で「別れよう」と言い出しそうな修羅場に立たされてるカップルとか、よっしゃいまからセックスしたるぜーと言わんばかりに大胆とイチャついてるカップルとか、そういう連中ばっかりなんですわ。

その中にですよ、その中にですよ、ひとりポツンと4人がけの席を堂々と占領してる僕ですよ。

ひとりファミレスのコツはいかに悲壮感と哀愁を漂わせるかがミソであって、そのオーラが凄まじければ凄まじいほど店員には目をつけられ、他の客には「うわーかわいそう」とかコソコソ言われる。それを察して「お!俺今注目されてんな!」って気分になるのが本当に楽しい。

言うなれば、そのへんのガヤガヤ騒いでる連中とは一味違う大人な雰囲気。まるで西部劇に登場するような酒場でひとり酒を飲むカウボーイのように。「こいつはタダモンじゃねえ」と思わせる異端な存在。マジ憧れるね。

おっと、話が脱線しまくってた。

で、よっしゃ今回もひとりファミレスやったるでーと意気込んでいざ愛機シャイニングガンダム(自転車の名前)に乗って向かったわけなんですけどね、僕のマンションのすぐ近くにある古い寂れたお好み焼き屋さんに目がついたんです。外出するときは毎回必ず目にするお好み焼き屋さん。

あーまぁ、ここ引っ越してきてから一度も行ってないし、言われてみればお好み焼きの気分っちゃ気分かなと思ってひとまずシャイニングガンダムにブレーキかけたわけですわ。

で、中に入ったんスよ。

そしたらあらあらガラガラじゃないですか。客が人っ子ひとり見当たらない。

どうやら年老いた夫婦で営んでいるらしく、チェーン店とかそういう類じゃなくてあくまで個人営業の店だったんです。

ひゃーこりゃ毎月赤字フェスティバルで大変ですなぁと思いつつも席に座ったら、なんか旦那のじいさんのほうが

「よぁ!兄ちゃん!」

とかいきなり馴れ馴れしく僕の隣に座ってきてですねぇ。ええそりゃもう「一杯付き合えや」と遠まわしに言ってるように聞こえて図々しい極まりない。得意げな顔して「わしゃ戦争でな」みたいな戦争経験の話とかされそうな、そんな武勇伝語りがいまにも始まりそうな雰囲気。

帰りたい帰りたいと思いつつもここまでひっ捕らえられたらまず逃げられませんし、まぁ諦めて注文するかと思ってメニューみたんですけど

お好み焼きがない。

あれおかしいなぁ。看板には「お好み焼き」って文字があるのに、ご親切にわざわざ「おこのみやき」とふりがなまで書いてるに

お好み焼きがない。どうなってやがる。ここは何屋だ。

帰りたい。せめて、お好み焼きを食べに来たんだからお望みどおりお好み焼きを食わせて欲しかったわこのボケが。

なんて言う勇気はなく、しくしく「これ」ってメニュー指さして焼きそば頼んだんです。しかも630円。100円が6枚と10円が3枚で630円。僕にとっては二回分の食費です。まぁでもそれなりの味を出してくれるだろうと期待して。

で、奥さんに注文して焼きそばが出来るまで暇じゃないですか。何もやることないじゃないですか。ジジイに話しかけられるじゃないですか。はぁもう帰りたい。

「兄ちゃん、いくつや」

「えっと、18です」

って言ったら「ドゥハハハハハ!」みたいなデーモン小暮閣下ばりの笑い声あげてジジイ言ったんです。

「女はかわいそうな生き物だわい」

意味がわかりません。いったい僕の年齢カミングアウトからどういう角度で話を辿れば女の話になるのかいまいち理解できない。そしたら


「男はセックスしてなんぼやで」


とか言ったんです。あのですね、僕に対する嫌味ですかね。いくら18歳とはいえ、世間一般論ではお盛んなお年ごろとは言え、僕童貞ですからね。


「いやあの僕そういうのはちょ…」

「男は好きなだけ腰ふるんや、好きなだけ女捕まえてさぁ」


人の話を聞きません。まぁ性欲の秋って言うし年食ったジジイも少しは盛んになってもおかしくないなぁと思った途端、いきなり話変わって


「わしゃな若い頃、喧嘩じゃ負け知らずじゃった」


はぁ出ました出ました、じいさんお得意の武勇伝披露会。はいはい、どんな武勇伝を聞かせてくれるのかなと呆れつつも期待してたんですけど


「電柱を運んだことがある。片手で」


明らかにウソです。おまえは鉄腕アトムか。

冷静に突っ込んでるけど、じいさんさっきから話のつなぎがほんと意味不明で全然ついて行けない。

んでその後もじいさんの100%捏造武勇伝を5分ほど語って頂いてもう呆れてたんですけど、ここで焼きそば登場したんです。さぁどんなもんかと味見したら

ありえない。まずい。なんだこれは。焼きそばのやの字も感じられない、そもそも麺類にカテゴライズされていいのかすらわからないこの味、

630円。

泣きたい気持ちを抑えつつもさっさと帰ろうと思って光の速さでバクバクと食べてたら、じいさんが口ポカンと開けてうちわパタパタさせながら


「膣外射精じゃ」


とか言ったんです。一生懸命食べてたのに「ブホッ!」とか言って半分ぐらい吹き出しちゃいましたよ。なにいきなり膣外射精って。

だいたい食事中に下ネタはタブーだと思うんですがね。ええさすがの僕でも食事中は遠慮しますわ。

そしたらさらに


「sぎゃhkなもぷぎぃhjふぁさおkjふぁお」


もう何言ってるのかさっぱりわかりません。したらばあさんが


「お父さんったら、もう若くないんだからやめときんしゃいね」


みたいなこと言って。

やっぱすげえな夫婦って、何語しゃべっても完璧に意思疎通ができてるよ。

これ以降じいさんはずっとポルトガル語と日本語の中間みたいな言語で話してて、んでばあさんが日本語で返して、というあまりにも滑稽極まりない空間に吸い込まれそうになったのですが、いやいやここは早く脱出しないとと思って超特急で焼きそば平らげて会計したんです、630円。

んでじゃぁバイバイって店でていこうと思ったら最後にじいさんが日本語で言ったんです。



「セックスしてなんぼじゃけんのー」



もうぜってー行かねーからなこんな店

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性愛の神エロス

性に関する記憶ってのはいくつ歳を重ねても鮮明に覚えているものです。初めてオナニーした記憶、初めてセックスした記憶、初めてピンクいお店に入った記憶。どれをとってもその記憶は鮮やかで一生色褪せないと言える程に覚えているはずです。

もはや説明不要なほどに有名な話なんですが、僕は小学3年生つまり8歳か9歳ぐらいのあたりで精通したんですけどまぁその感動の精通ストーリーは別の機会でお話するとして、おそらく皆さんも同様「初めてオナニーした」っていう記憶はものすごく強烈なイベントとして脳内にセーブされてると思うんですよ。しかもそれは性の記憶の中でもとことん古い出来事として。

しかしながらですね、ここ最近どーもつっかかるんですけど、皆さんひとつだけ大事な事を忘れてるんですね。これを忘れちゃいかんだろーっていう性の記憶があるのです。そう。

初勃起。

初めて勃起した記憶。これがですね、意外にも不思議な事に世の男性陣は覚えてないんですよ。皆さん覚えていますか?忘れてるでしょ?多分僕の推測としては精通以前の性に関する出来事はほとんど削除されているんだと思います。どういう仕組みなのかは知りませんが、なんかあるじゃん、こう、脳科学がどうのこうので、脳が自ら判断して記憶を削除するとか。人間そういうものなのだと思う。

とは言っても僕は「性愛の神エロス」の申し子なので、そんじょそこらの人間とはワケが違うんですよ。そういうとことんエロい記憶はすべて、この19年近い人生で起こったエロい出来事すべてこの脳に永遠の記憶としてインプットしています。例え90歳のジジイになってもエロスを忘れることはありませんし、赤裸々に初オナニー談とか話して「うわーおじいちゃんエローい」とか孫に言われちゃう自信だってあります。

で今から書くのは精通するずっと前の話なんですけど、僕ですね、天性のエロスの持ち主で、初勃起なんて乳児の頃でしたし、そんなお年ごろにしてもう完璧にエロスサイドに覚醒していましたからね。テレビでお色気シーンなんて流れてくるとものすごくムラムラして股間がMr.ビーンでしたし、それはそれはとにかく感受性豊かなエロい幼少時代があったわけですよ。

しかし、ちょっと不思議だと思っていたのがお色気シーンでも全然乳首を見せてくれないんですよね。グラビアアイドルだって水着着て乳首隠してますし、ベッドシーンだって乳首は見えませんし、アニメのシャワーシーンですら上手いこと乳首見えないようにしてますし。ほんといいところだけ見せてくれないなんて卑怯だぞー!とか思いながら。

このことから当時の僕は、たとえお色気シーンでもメディアってのは乳首を見せたらいけないルールがあるんだろうなぁと思ってました。当時の僕にとって「乳首」は最上級にエロいコンテンツでしたから、そんなものを公共の電波で晒すのは物凄くタブーでイケナイイメージがあったんですよ。

ですから日本のメディアにおいて女の子の乳首が見れることは、まぁまずないだろうなと思い込んでいたんですね。どうせ「ほうりつ」とかで禁止されてるんだろうなぁと。

で、6歳の頃のある日、がっつり昼寝してしまって深夜帯にも起きている日があってですね、もう眠れないし暇でたまんないからこっそりリビング行ってテレビつけたんすよ。ポチッと。

本当はこんな時間にテレビ見ちゃいけないって言われてるけど、昼寝して眠れないからには仕方ないなーと思いながらポチッと電源入れたんですよ。

そしたらですよ!そしたらですよ!

裸のねーちゃんがエロいポーズかましてるんですよ!海辺で!薔薇くわえて!

「あなたのハート、撃ちぬいてあげる♡(ビヨーーンという効果音)」

みたいなこと言っててさ!

もう意味わかりませんよ!乳首とかポロリとかそんなんじゃなくてモロですからねモロ!やっべーー!!股間膨らんできたー!!チンコビヨーーン!!

いやいやいや、冷静に考えてさ。そんなんテレビで放送しちまったらマズイんじゃないの?なんか危ない「ほうりつ」とかに触れて翌日のニュースには謝罪会見とかやるんじゃないか。放送局大丈夫か。

いや待てそれだけじゃないぞ!もしかしたらこの放送を見てしまった僕にも罪が及んで、おまわりさんとかやって来てさ!そしたらその後はずっと牢屋で過ごさなきゃいけなくなるかもしれない!やばいやばい!!

急いでチャンネル変えようと思ったんですけど、まぁまぁこの歳の理性なんて底が知れてますよ。リモコンを手に持つ前に裸のねーちゃんに釘付け。

で、勃起したちんちんが本当に収まりがつかなくて、下腹部が熱くて、これはどうすれば収まるのだろうかと、とにかくどうにかしようと必死だったんですね。

ここはとにかくエロいことから気を逸らすしかないと思って、ちょっくらリビングをランニングしたんですよ。こんな深夜にバタバタバタバタと。

そしたら眠そうな顔して親父が起きてきたんですよ。でも僕ときたら勃起を収めるのに必死ですからもうお構いなしにバタバタバタバタ。うがあああとか言いながら。

もう親父は唖然ですよ。だってテレビには裸のねーちゃんが満面の笑み浮かべてるし、息子はリビング走り回ってるし、おまけにまた「ビヨーーン」みたいなSE流れてくるし、ほんとパニック状態になってもおかしくない。

まぁ無論、親父は「コラあああ!!!」と言って追っかけまわしたんですけど、ここで捕まるわけにはいかないじゃないですか。だってこっちは勃起してますし、親父に持ち上げられたら勃起がバレてしまう。それは恥極まりない。せめてこの勃起を何とかしてからだと思って必死で逃げまわったんですよ。

とは言っても相手はガタイのいい大人なわけで、一瞬で捕まったんです。んで持ち上げられたら、親父の腹に僕の硬いチンコが当たったんですよ。ブヨンって。

でも親父は

「わかっとる」

みたいな顔してたんですね。いやぁなんか救われた気分でしたよ。やっぱ男ってのはこうあるべきだなぁとと思いつつお母さんの寝室まで連れて行かれたんです。

さぁもう寝るかって感じで布団に入ったらお母さん起きてて、僕を抱きしめたんですね。そしたらお母さんにチンコ当たるじゃないですか。思いっきり当たるじゃないですか。やばいじゃないですか。さっきは親父だったから良かったものの今度はお母さんとはいえ相手は女ですからこりゃマズいぞと思ったんですよ。

もしかしたら「最低!」とか言い出してもうこれから一生相手にしてくれるんじゃないかと。「キモい!」とか言ってもうご飯作ってくれなくなるんじゃないかと。半分人生諦めてたんですけど

そしたらお母さんこう言ったんです



「すげええええ!勃起しとるーーー!!すげえええ!!!」




あぁ忘れていたよ

うちの母さんは性愛の神エロスだった

イタズラなSEX

「SEX」

もんのすごいネイティブな発音で教室中に響き渡った。

時は高校時代。とは言ってもわりと最近の出来事なのですが、当時の僕ときたらもう最上級にネコかぶってましてね。

厨二病とかそんなんもあったんですけど表情をあまり表に出さなかったし、てか男子校って時点でやる気無いっすよ。周り見回しても男、男、男。んでたまにホモみたいなのいるし。ほんと気色が悪い。

で、クラスの中の構造としては「リア充グループ」「不良グループ」「マジメ地味グループ」の3つの派閥に分かれてるんですけど、実はというと当の僕はなんとすべてのグループに属していたんです。いやまぁ強いて言うなら「マジメ地味グループ」なんですけど、それを基盤にしながらもインターナショナルに「リア充グループ」にも「不良グループ」にもそこそこ関わってました。

まぁウルトラハイパーにカッコよく言うとずばり一匹狼で、でもそんなん客観的に見ればものすごく関わりにくい人じゃないですか。

だっていっつも対立してる「不良グループ」と「マジメ地味グループ」なんですけど、僕は「マジメ地味グループ」にも「不良グループ」にも結構関わってるわけで、喧嘩するにも僕がいるとどっちの仲間かわからなくておまえ邪魔ってなるし、もうかなり微妙なポジションなんですね。

そんな感じの僕は、クラスの中ではだいぶイレギュラーな扱いを受けていたんです。どこのグループからしても僕は敵なのか味方なのか検討がつかないので大層絡みづらかったことと思います。なのでクラスの人にもあまり声をかけられなかったし、友達!!って感じの友達なんていませんでしたし、そもそも僕自身が友達を作る気なんて毛ほどにもありませんでした。

と、長々と僕のポジションを説明しましたがまぁ要は存在感が全然ないんですね。いやぁーめんごめんごカッコよく一匹狼とか言って。

んで話戻すんですけど

「SEX」

という単語がものすごいネイティブな発音で教室中に響き渡ったんです。授業中に。国語の授業中に。

その正体はなんと電子辞書の発音機能なんですけど、最近の高校生ときたらもうかなりハイテクな学習方法を行なっていまして「わからない単語があったら辞書ひけ!」って先生が言うと、机から電子辞書とりだしてピコピコやりだす時代なんですわ。

で、国語の先生は20代女性でまだペーペーって感じで、そりゃぁ僕のクラスは珍しいおもちゃだと思ってみんなナメてかかるんですね。

その結果、国語の時間は電子辞書に卑猥な言葉を発音させるという遊びが一世を風靡して大ブーム。なんてモダンなセクハラなんでしょう。

中でも常習犯は中居くん(仮名)と稲垣くん(仮名)と草薙くん(仮名)と香取くん(仮名)と木村くん(仮名)の5人と決まっていて、彼らときたらもう容赦なく授業中に「セックス」とか「マスターベーション」とかボンボンボンボン鳴らすんですよね。

もう低速発音に設定した「マスターベーション」なんて

「んむぅううあすとぅあああヴぅぇええしょん」

みたいになってクラス中笑いが止まりませんし、半笑いになりながら顔真っ赤にして「誰ですか!?」とか先生言ってるし、あぁ、この先生も夜はチンコしゃぶしゃぶしてるんだろうなぁと僕は僕で別の方向からセクハラしてますし、それはそれはカオスな空間が生まれるわけですよ。

そしたらみんな調子に乗り出すんですわ。常習犯だけじゃなくて、他の人も電子辞書とりだして「SEX」とか鳴らすんですよ。特に一番調子に乗ってたのが森くん(仮名)なんですけど、その一途な努力から数分もすれば彼もめでたく常習犯の仲間入りしたわけです。

で、見事6人になった常習犯グループの容赦無い「SEX」「SEX」「SEX」で、さすがの先生も怒りが有頂天に達しまして

「次鳴らした人、電子辞書を取り上げます!」

と言い出したんですよ。あー、こりゃもう終わったな思っていたんですが、先述した通り僕のクラス、頭おかしいですからそれでも鳴らし続けるんですね。

  「SEX」                   「SEX」
       「SEX」
                      「SEX」
   「SEX」       「SEX」           「SEX」         「SEX」
      「SEX」              「SEX」
              「SEX」
          「SEX」       「SEX」       「SEX」
     「SEX」                    「SEX」        「SEX」

                「Masturbation」


四方八方からセックスセックスマスターベーションのカーニバルでもう先生は本気ですよ。今にも「セクハラで訴えてやる!」と言わんばかりの形相で6人中3人の電子辞書を取り上げたんですね。

そしたら流石にもう終わりじゃないですか。この流れでまた誰か鳴らせば残り3人の電子辞書もお陀仏ですし、ヘタしたらそれが原因で喧嘩とかありえるんでもうお開きにしようってムードなんですよ。まぁそういうわけで、よーし、勉強に集中しよう!

しかしながら世の中そんなに甘くありません。

そう、そこでですよ。こんなシラけた場面だからこそですよ。

僕の出番です。

ここはひとつ遊んでやろうと机の中でこっそり電子辞書を起動。音量MAXに設定。

さて、やってやろうじゃないの。ポチッ


「SEX」


当然、教室中「えっ!?」っていう雰囲気でいっぱいに。

そしたら犯人探しとかになるじゃないですか。こいつがやったとか、あいつがやったとか。

でもね、面白いことにその候補に僕がないんですよ。多分、みんなの心理としては「ジャックさんの方から聞こえたけど…まさかあのジャックさんがね」って感じでスルーしてるんだと思います。いやーおもしろいおもしろい。実に愉快である。バカどもめ。

もう一発かましてやりましたよ


「SEX」




もう騒然ですよ。先生も「誰ー!!」とか言って半分狂ってますし、周りの皆は森くんがやったとか言ってるし、んで森くんは「ちがう!俺じゃない!」とか必死だし、そして相変わらず僕の候補がないんでおんもしろいおんもしろい、今にも両手叩いて笑いたいぐらい。

流石にもう終わりにしようかなって思ったんですけど、いやぁー出しみ惜しはいけませんね、出血大サービスですよ。



「んむぅううあすとぅあああヴぅぇええしょん」



そしたら先生が

「森くん!!電子辞書とりあげます!!」

と怒り狂ってですね。ついに取り上げられちゃいました。森くんの「えええ」っていう表情はなかなか忘れられない。ごめんね、森くん。せっかく常習犯の仲間入りができたのにね。よしよしかわいそうに。

俺と席が近くて運が悪かったな。



というような感じで僕のステルス機能を利用したいたずらだったんですけど、多分読者の中でも僕と似てる人は探せばいると思うんですよ。存在感がないというか、微妙なポジションというか。そういう人。

でも「俺、存在感がないから」とか言って自分を卑下しないでください。僕のように多少の自信を持って、それこそ存在感の無さを利用していたずらするとか、たまにはいいものです。

もしあなたが学生さんなら、電子辞書を持って行って授業中にでも鳴らしてみてください。一躍人気者になれる魔法のことば、もしかしたらこの行動ひとつで人生が左右されるかもしれません。さぁ思い切って、ポチッと。


「SEX」


まぁ、まず先生に殺されますけど

童貞を守れ! in 風俗街

最近、やることがない。

僕は大学生。大学生といえばこの時期もまだ夏休みで心底エンジョイしているのだろうというのが一般論だと思う。

春に運命的な出会いをしたあの娘と、ひと夏の思い出づくりのためにデートデートデート。きれいな夜景とか見てキスキスキス、んでセックスセックスセックス。中出し中出し中出し。

「愛してるよ、ひとみ」

「わたしもよ、たかし」

-fin-

バカですか。そんなうまい話、童貞の僕にあるわけないじゃないですか。

ろくに遊ぶ友人すらいない僕に恋人なんてとてもとても、戦場カメラマンがひとりでマシンガントークを繰り広げるぐらいの奇跡が起こらない限りまずありえない。

セックスとかもう考えただけでイライラするのでこっちも負けずにオナニーオナニーオナニー、摩擦で火が起こせるぐらいのピストンでオナニーオナニーオナニー、頭トチ狂って逆立ちしながらオナニーオナニーオナニーって感じで毎日を送ってます。なにが言いたいのか全然わかりませんが、要するに暇なんです。

で、あまりにやることがなさすぎてある日こんな夢を見た。

気付いたらそこは三途の川で、岸辺にいる閻魔大王に「処女ください!処女ー!!」と叫びながら平泳ぎをする。

恐ろしい。多分あれは夢とかじゃなくてマジモンの三途の川だったと思う。冗談抜きで一歩踏み間違えてたら閻魔大王に地獄に突き落とされていた。まさに死の体験。人はあまりに暇すぎると命すら落とすのかもしれない。

命の危険を感じた僕は一旦実家に帰ることにした。以前書いた通り生活リズムもえらいことになってて、もはや人の生き方ではないような生活をしていたのでここはバシッと良いリズムを整えるために実家に帰る。

しかしながら実家に帰ったところで暇は変わりない。特別仲の良い中学時代の友人なんてみんなどっか他の県に行ってるし、やはりやることがない。

ここはしかたがないので街に出かけることにした。実家周辺はわりと都会で、下宿先よりは暇つぶしは出来ると思った。

で、街に風俗店がたくさんある。

風俗店といえば綺麗な若い姉ちゃんたちがアンアンと喘ぎながら淫らな行為をする場所で、想像しただけでもムラムラするのだが、ぶっちゃけ僕はそんなのに興味が無い。というか、そもそも処女じゃない。閻魔大王に地獄に突き落とされる覚悟で「処女くれ」と言ったこの僕が、所詮商売レベルのヤリマンビッチにくれてやる童貞なんて微塵もありません。

と、ここである遊びが思いついた。

「童貞力試し」

風俗店の入り口には必ずと言っていいほど勧誘のおっさんが立っていて、「可愛い子いますよ」みたいな勧誘をしてくる。

うわさによると勧誘される人というのは必ず童貞っぽい人か金持ちでボンボンみたいなおっさんに限られているらしく、当然僕はおっさんでもないので童貞っぽい人としてカウントされるわけです。

童貞っぽい人っていうのは、すなわち童貞オーラを発している人で、これは男にとっては負のオーラと言っても過言ではありません。できる限りは捨てたいもの。そんなものが纏わりついていては男が落ちる。そういう扱い。

だが事実、僕は童貞だ。童貞のオーラがむんむんと漂っているに違いない。

でも客観的に見れば違うかもしれないと思った。僕にとって自分は童貞力MAXで残念極まりない人間であっても、人の目には童貞のドの字も見当たらない、ヤリチンジャック2号がそこにはあるかもしれない。

そういうのは他人に聞いてみないとわからないもので、僕もかつて実際どうなのかと友人に聞いてみたのですが、どうしてもそこに友愛が存在する限りお世辞混ざりの意見になってしまう。これでは意味が無い。

つまり、正確な童貞力を確かめるには赤の他人じゃなきゃダメなわけで、かと言ってそのへんの赤の他人に童貞がどーだなんて聞いたら通報されかねないので通常は自分の童貞力なんて知る由もない。

そこで画期的な測定方法が、風俗店の勧誘を利用した「童貞力試し」なのです。ルールを説明しよう


ルール

・風俗店周辺を3周する

・勧誘に声をかけられずに3周できれば勝ち

・声をかけられればその時点で負け



これで自分がどれだけ童貞のオーラを発しているか分かる。見事3周して何事もなければ童貞力は無であり、声をかけられるのが早ければ早いほど童貞力が高いということになる。

ぶっちゃけ、怖い。風俗店というのはヤクザが絡んでいる可能性が高い。もしここでなにかやらかしてしまうと、命が危ない。正直言って、最初はためらった。やめようかと思った。

しかしながら僕は暇すぎて一度死を体験した人間。飢えた人が食べ物を目の前にして「嫌いだから食べない」とでも言うのでしょうか。いいえありえません。彼はきっと涙を流しながら食すに違いありません。僕も彼と同じです。こんなにも面白いことが目の前に転がっている。やるしかありません


一周目

一軒目。ここはまだ人目が付くためか、勧誘も控えめのようだ。勧誘のおじさんがデスノートのワタリばりの紳士で、僕を見るなりお辞儀をしてくれた。感心である。一軒目クリア。ついでに同じ感じで二軒目も無事にクリア。

三軒目。さぁ、人目がつかなくなったここからが本番。この先400mほどは風俗店でいっぱいだ。

勧誘が僕をターゲットにしたようだ。ジーっとこちらの様子をうかがっている。僕はまるで気づいていないように振る舞う。ここで声をかけられてたまるか。

しかし、そのとき

「兄ちゃん兄ちゃん兄ちゃん!!いい娘いるよー!!」

突然の敗北である。まさかこんなにも早く声を書けられるとはあまりにも計算外だった。

それだけでなかった。

「ほらほらほら兄ちゃん兄ちゃん兄ちゃん!こっちこっちこっち!ボイーンな姉ちゃん!ボイーンな姉ちゃん!」

と、隣の風俗店の勧誘からも声をかけられ、ほぼ強制的と言っていいほどに肩をつかまれ店へ連れ込まれそうになった。

「やめてください!!」

と、声をだして振り払った。こんなセクハラ受けたOLみたいな声が出たのは初めてだ。もしかしたら僕は女なのかもしれない。

すでに僕の敗北が決定して涙こらえてる状態なのですが、ここで素直に撤退してはなにもおもしろみがありません。

とは言いつつも、勧誘の奴らときたら予想以上に容赦がない。もう1ミリでも心を許せば即店の中、つまり僕のプレミア付き童貞を風俗嬢ごときで失うことになる。

言うなればやるかやられるか。殺伐とした僕と勧誘おじさんの戦いなのである。

ルール変更

・風俗店周辺を3周する

・店に入らなければ勝ち(童貞を守りきる)

・店に入れば負け(童貞を失う)


これは、童貞を賭けたひとりの勇者の物語である。



5軒目、6軒目、7軒目…

チンチンが思わず勃起してしまうぐらい甘い言葉が飛び交う。しかし勃起させて物凄い前かがみにながらもいえいえと言いながら無事クリアしていく。負けの条件が少し楽になっただけ、勢いに乗ることができた。


13軒目。

抜けるまであと数メートルってところで、大物がいた。

「うっひょー!兄ちゃん若いね!どうだい!うちの娘たちと遊んでいかんか!」

はいはいって感じでスルーしようと思ったのですが、この勧誘、僕を通せんぼしている。ドラクエの通せんぼキャラ顔負けの通せんぼだ。通り抜けようにも通り抜けられない。左に行けば左に動き、右に行けば、右に動く。

「なぁ、兄ちゃん、我慢できんやろ?」

半勃起の僕に「我慢」という単語が飛び出してきた。苦痛だ。もうここでオナニーしてしまいたいぐらいムラムラしるのに、外だからオナニーできなくて、んで目の前には風俗があって、でも僕は処女厨で、というようにここ最近一番の葛藤と戦いを繰り広げている。

「なぁ!」

肩を掴まれた。もう駄目だと思った。

でもここで童貞を失ってもいいのか。こんなくだらん遊びで僕の初めてを捧げて良いのだろうか。

いいわけがない。なんとしてもこの童貞は守り通さなければならない。

「処女いますかっ!!!」

閻魔大王リターンズ。

「はいぇっ?」

「いないんですか!?じゃぁ興味無いです!さようなら!」

さすが。処女厨として覚醒した僕には風俗の勧誘なんざ目じゃなかった。クリア。

こんな感じで一周目終了。


二周目

1軒目。あの紳士がまたもやお辞儀してくれた。すばらしい。クリア。

3,4,5…軒目

数人は僕がまた来たことに気付いたようだ。

「兄ちゃんどうしたんだい?道迷ってるのかい?」

と聞かれる。そんなもの相手にしたところで店に連れて行かれるのはお見通しだ。徹底的に無視。無視。無視。

「おっぱい!いいおっぱい!あるよ!おっぱい!あるよ!」

と、どんだけおっぱい連呼すりゃ気が済むのかよと思うのぐらい頭おかしい勧誘がいてちょっと笑いそうになってしまったのですが、ここで笑うと「今笑ったよね!?」みたいな流れになって店に連れて行かれるに違いない。相手のペースに乗ったら負けだ。必死で笑いをこらえた。クリア。

そして問題の13軒目。

「お、やっぱ遊んでいく気になったかね兄ちゃん」

さぁどうしましょう。1周目はなんとかクリアしましたが、彼が強敵であることには違いありません。

「どう?今なら安くするよ?」

「あの、処女なんですけど、僕はあの処女にしか興味なくてですね。風俗のヤリマンなんて興味ないんですよ。この前だって三途の川渡ってる時に処女くれっていいながら地獄に落とされる覚悟で閻魔大王に言いましたし、それだけ僕の処女への気持ちっていうのはブレないものがあって、つまり…(延々と語る)さようならごきげんよう。」

「( ゚д゚)??」

頭おかしいかと思われたでしょうけど、クリアしました。

2周目、クリア。処女が思った以上に便利です。


三周目


ラスト。さすがにみんな僕の顔をたいがい覚えてるはずなのでどうなるのか期待できます。

1軒目。紳士。相変わらずお辞儀してくれたけど、微妙に「え?」っていう表情がおもしろかった。クリア。

2軒目も同じくクリア。

さあ本番、人目が付かない3,4,5…軒目。

8軒目あたりで

「兄ちゃん、さっきからなにやっとるんや?」

と、目の前まで来て言われた。ヒィ!怖い!

さぁ言い訳なんて全く考えなかった僕。この場をどうやって乗り切るか

「しょ…処女。処女!処女がいい!」

「ハァ!?」

「処女いますか!?処女!!処女!!処女!!」

容赦無い処女コールに頭を抱えてしまった勧誘。隙を突いて「じゃ」と言って逃げる。

その他の店でもいろいろ難癖付けられました。「仏の顔も三度まで」とありますが、どうやら彼らは二度までですね。クリア。

そして13軒目。やばいです。もうやばいです。ここまで来るとなんか危ない気がします。後ろからヤクザが出てきて今にも殺されるんじゃないかと思いました。

「おまえさん喧嘩売っとるんか?」

予想通りご立腹でした。さぁどうする

「いえ…あの…」

「てめえこっちには◯◯組がいるんやぞ!!え?コラ?」

やばい。ヤクザだ。殺される。これは危ない。ええいクソ、こうなったらもう思い切るしかない

「処女!処女!hぃいいしょじょ!あdらsfちぃふおdjぎ!さしふあj!!」

と言って走って逃げました。クリア。


というわけで童貞どころか危うく命まで失いかけたのですが、無事3周クリアできました。僕の童貞力は残念ながら限りなく高いようで少し落胆してしまいましたが、一途な処女への気持ちは誰よりも強いことに気が付きました。大変いい経験をしたと思います。

で、買い物を済ませた後どういう風の吹き回しか、最後にもう一周してきました。さすがに殺されかねないと思ったので全力疾走で行って参りました。

13軒目の人が、通せんぼしてた。

関係ありません。

「うおおおお!!処女bhふぃjdhgtyれおpfへいうあfはえいjfwkp!処女さgyあhすぢあおうおdj!!!」

風の如く駆け抜けて行きました。

後ろを振り返ると追いかけてきそうだったので更に全力で走りました。

んで微妙に「あhすあふぁおhfkじゃじゃおp!もうくんな!!!」って声が聞こえました。

ありがとう。最高の暇つぶしだったよ。

また来るね

Salvation:Suicide 弾いてみた


「ギター。つまりオナニー。」 ジャック2号(1993-)
                             

さて、序盤から意味の分からん名言かましてしまいましたが、まず長文ブロガーである前に僕は演奏者であることを忘れてはならない。

例え将来このブログが動画より多くの人に見てもらうようになろうとも、例え僕がオナニー談を赤裸々に語ろうとも、あくまで演奏者でありたい。


ANGRA - Salvation:Suicide





耳コピです。おそらく本家とはだいぶかけ離れてます(特にソロ)。もちろん一発撮り。

最後のアドリブはもうほんと、ただただ、申し訳ない。

あんなにソロが上手いことできたのは初めてだったんで、ソロ以降はつい焦ってしまいました。多分演奏者様ならこの気持わかると思う。

で、ご覧の通りキコの鬼畜技炸裂なのですが、僕的に注目してもらいたいところはタッピング時のピック収納術です。

Nothing To Sayの時もそうだったんですが、人差し指を使うときは握ったピックをどうにかしないと使えないわけです。

そこでですよ。ANGRA本家ことキコ・ルーレイロ様のレクチャーをたまたま見つけたのですよ。



3:30からを見ていただきたい。

なるほどと思った。

他のギタリストはこういうときピックを口にくわえたりしてて、僕的にはなんか栄えない仕草だなと、イングヴェイ・マルムスティーンあたりは口に持っていったまんま勢い余って食してしまうのではないかと少々危なっかしく感じていたところです。やはりキコは頭がいいですね。まさに画期的です。

しかし、これが思ったより難易度の高い技術。一度や二度の練習でできるようになるものではないのです。

当時はなかなか上手くいかずに日々頭に血を上らせながらピックと格闘していました。高校の頃、休み時間を利用してまで練習した期間もそういえばありました。もちろんそんなクラスという大衆の前で「俺、ギターやってるんだぜー!かっこいいだろー!拝めー!」と言わんばかりにピックを親指と人差指の間でスルスルと地道に滑らせていたら頭おかしいどころか先生に通報されて呼び出しくらう可能性も否めないので、右ポケットに手を突っ込んでさり気なーく、誰にも気付かれないように練習。ただひたすら、忍者のごとく練習。

今になってこそこんなの造作も無い技なのですが、上記のような地道な練習あってこそ、こんな鬼畜曲が弾けたと言っても過言ではありません。やはり練習は命ですね。みなさんもあーだこーだあれができないこれができない言う前に練習しましょう。

どうしても上手くいかずにイライラする時は一度オナニーするといいですよオナニー。まじオススメです。

まーたコイツは意味の分からん事言い出してと思うかもしれませんが、いやいや、ネタとかそんなんじゃなくてイライラの気持ちがリフレッシュしてモチベーションの復活につながるのです。ウソかと思うかもしれないけど、これが予想以上に効果大で、少なくとも僕はこれまでずっとそうやってます。

僕左手でオナニーしますから、ギターの弦独特の鉄臭い匂いが染み付いたままの手でオナニーしてしまって、気付いたら股間から妙に金属めいた匂いが漂うという非常事態に陥ったこともありました。あれなかなか匂いが落ちないんですよ。オナニーの前もちゃんと手は洗いましょうね。

あまり知られていないようなのですが、ギタリストにオナニーは欠かせない行為なんです。

ちょっと騙されたと思ってやってみてください。上手いギタリストはみんなやってますよ。

さぁズボンを下ろして。

そう。

「ギター。つまりオナニー。」

オナーニ事件

深夜、僕は目が覚めた。

最近生活リズムがえらいことになってしまって、いざ早寝しても必ず深夜1時か2時くらいに目が覚めてしまう。体内時計がまだ昼寝のレベルだと勘違いしているのだろうか。

起き上がってベッドでぼーっとしていると、なぜかチンチンが勃起した。別になにもいやらしい想像なんてしてないんだけど、勃起した。これは俗にいう無意識的勃起。男子諸君なら誰しもが経験のあることだ。

中でも代表的なのは、授業中に何故か勃起してしまって収まりがつかなくなる。そしたら隣の女子から「うわ…きも」とか言われたり、やんちゃな男子には「せんせー!!○○くんが勃起してます!」とか言われたそんな恥ずかしい経験の有無は、TEKI-TOWアンケートにて100%の男子が「YES」と答えた(総回答者1人中1人)

今の僕の勃起もそれと同じで、なぜ勃起したのかがわからない。だけど、ものすごくムラムラする。仕方がねえ、オナニーするかーと思ってティッシュを側によこした瞬間、あることが脳裏によぎった

この時間、世のカップルたちは何をしているのだろう…


カーテンをめくって夜の外を眺めると、世のカップルたちがアンアンと喘ぎ声をあげながら愛を確かめ合っている様子が目に浮かんだ。僕の周囲、360°すべての方向から卑猥な声が聞こえる。そんな錯覚さえ覚えた。

死にたくなった。セックスというのは、僕が思っているよりずっと日常的なものなのかもしれない。そんな日常すら手に入れていない僕は、胸が痛くなって、死にたくなった。

つまり、気付いてしまったのだ。セックスは日常ということに。

「何も知らないほうが幸せ」という言葉があるように、知らなくても良かった、気付かなくても良かった出来事が人生においてたくさんある。


僕がオナニーしていた時の話だ。

まだ小学生ぐらいでバリバリ実家ぐらしの頃。

実家でオナニーをするというのはかなりハイリスクな行為であって、結構な覚悟が必要になる。ただでさえ危険なのに、ウチの家族ときたらどこの部屋でも容赦なく入ってくる。忍者のごとく足音一つ立てずにのそーっと入ってくる。ドアを閉めてもノックとかそういう次元じゃなくて「ドアなんて閉めるな!」とブツブツ説教される。もうお手上げ。

しかし、面白いことに僕ぐらいのプロになると家族が近寄ると気配を感じ取ることができるのだ。第六感というものなのか、一種のニュータイプ的な能力というべきなのか、家族が近寄ると「ピリリリリン!」という効果音とともに気配を感じることが出来る。

僕がオナニーする時は必ず細心の注意を払い、いつもニュータイプ線を張り巡らせていた。おかげで死角さえ突いていれば問題なくオナニーできる。

ピリリリリン!と、家族の気配を感じたときは僕は光の速さでズボンを履いて、光の速さでパソコンの画面をYahooのトップページに戻して、何一つ違和感のない顔で凛としていた。この頃はすごかった。神がかっていた。まさに職人技。芸術の領域。もしもオリンピックにこの種目があったら冗談抜きで金メダル取れると思う。日本に栄光を取り戻すためにも、一刻も早くこの種目を採用した方がいい。

ある夏休みの日。親父は当然仕事で、兄二人は部活で夕方まで帰ってこない。家には僕とお母さん二人。絶好のオナニーチャンス。これまで4人相手で警戒していたが、今回は1人。余裕すぎる。楽勝過ぎて笑いが出る。

それだけじゃなかった

「じゃぁ、ちょっと買い物行ってくるね」

お母さんが言った。

神様はいるって信じたくなった。今以上に祈りたいと思ったことはない。僕は飛び跳ねたい気持ちを抑えて、1ミリぐらい飛び跳ねた。

待ちに待ったフリータイム。これまでオナニー覚えてから家に1人になることなんてそうそうなかった。心ゆくまでオナニーが出来る。初めてニュータイプ線を張り巡らせずにオナニーできる。

「いってらっしゃーい^^^^^^^^^」

満面の笑みでお母さんを送った。ついでにやかんの火が付いてたから消しておいた。

さぁ、オナニーだ。自分の部屋へ戻る。

全部脱いだ。いつもは下しか脱がないんだけど、今回は誰もいないし全部脱いでもなにひとつ問題はない。


シコシコシコシコシコシコ

手首をスナップさせた

シコシコシコシコシコシコ

激しくピストンした

シコシコシコシコシコシコ

今までの鬱憤を晴らすために

シコシコシコシコシコシコ

僕はオナニーを続ける

シコシコシコシコシコシコ

たとえこの体が果てようとも

シコシコシコシコシコシコ

世界の終りまで

シコシコシコシコシコシコ

キミに捧げる愛の詩(うた)

みつを



なんか意味の分からんポエムみたいになってしまったけど、こんな勢いでオナニーしてた。

一度射精して第二ラウンドに移る時、場所を変えようと思った。いつもは家族が徘徊してて他の部屋ではオナニーするにもできない。だけど今日は誰もいない。せっかくの機会だ。他の部屋でもオナニーしてみよう。

なかでも普段一番オナニーできなさそうな場所、キッチンを選んだ。

僕は全裸でキッチンへ向かった。葉っぱのついてない葉っぱ隊みたいなノリでキッチンへ向かった。


シコシコシコシコシコシコ

手首をスナップさせた

シコシコシコシコシコシコ

激しくピストンした

シコシコシ

(省略)


うぁあイクー!

すごかった。場所が変わるだけでこんなにも感度が変わるものなのか。とても感動した。やっぱりひとりって素晴らしい。

そのときだった

玄関からバタン!!!と物凄い音がした

「ただいまー!!オラーーーー!!!!」

と、お母さんが物凄い勢いでこっちへ走ってくるじゃありませんか。もうありえないスピードで。崖の上のポニョのCMみたいなスピードでこっちへ走ってくるんすよ

普通に考えてわけがわからん。たったの数十分で帰ってくるわけがわからん。そもそもなんでそんなジブリっぽい走り方なのか、本当に意味がわからない。

そんなこと考えてる暇はなく、こっちも全裸だ。どうにかしなければならない。お母さんがキッチンに到着するまで5秒ってところだろう。

コンマ一秒を争う戦いになるが、なーに、こっちはプロだ。5秒あれば服を着ることぐらいは出来る。問題ない。ま、オナニーも2回したことだし満足っちゃ満足かな。さーて、服着るかー

しかし現実は甘くなかった

服がない。そこにあるはずの服がない。ヤバイ。どういうことだ。

0.2秒ぐらい考えてわかったが、自分の部屋に脱ぎ捨てたままだった。キッチンまで全裸で来たから、服がないのは当然。こりゃ冗談抜きでヤバイと思った。

迫り来るお母さん。手段も時間もない自分。もうやけだと思って台所に手を置いてなんとも言えない微妙なポーズをかましてみた。

母「あれ?やかんの火、消してくれたの?」

僕「」

なるほど。お母さんは買い物の途中にやかんの火を消し忘れたまま外出してしまったことに気付いて、急いで帰ってきたのだろう。通りでそんなに慌ただしいわけだ。なんだー納得納得ー。

いや、そんなこと言ってる場合じゃなくてこっちは全裸ですよ全裸。ママ急いで帰ってきたら息子さんキッチンで全裸ですよ。しかもなんか微妙なポーシング決めてますよ奥さん。

まさに絶望的だった。

僕「あ、いや、あの、その、これは」

母「あぁ…」

物悲しい目で僕を見つめた。本気で死にたくなった。

母「…………じゃぁ、ちょっとまた行ってくるね」

これは、僕がオナニーをしていたと察してまた外出してくれたのか、それとも本当になにか用事があったのか。未だに真偽はわからない。だけど僕は後者を信じたい。絶対にバレてない…バレてない…

お母さんが再び出掛けた後、僕は泣きながらオナニーの続きをした。罪悪感たっぷりにオナニーした。僕はこれからどうやってお母さんと接すればいいのだろうか。

三度目の射精は、涙と精液が混ざり合って、不思議な透明度を生み出していた。

このように、お母さんがやかんに火を付けっぱなしだったことに気付いてしまった結果、僕のオナニー現場を目撃してしまった。もし、お母さんがやかんの件に気付かなければ、オナニーを目撃することもなく、僕も涙で股間を濡らすようなことはなく、今まで通り何ら変わらない生活を送ることができたのだ。

どうですか。やかんひとつでここまで人生左右されてしまうのです

人生って、おもしろいなぁ

みつを


人に聞くということ

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」

ということわざがあります。ざっくり砕いて説明すると「わからない事はそのままにしないで、誰かに聞いて解決しましょう」って意味なんですね。いやぁーすばらしいことわざです。人の知識を育む過程においては大変重要な教訓です。

しかし、最近ではそのことわざにいろいろと落とし穴がある。

僕はこう見えて小中高では結構おとなしめのタイプで多分皆さんの身近にもいるんでしょうけど、クラスに3人ぐらいいる、存在感があるのかないのかわからない。それすら判断しづらいむっちゃ微妙なポジションの人。おとなしいんだけど、おとなしくない。成績優秀そうに見えて、全然そうでもない。普通の人かと思いきや、ボンボンボンボン容赦なく下ネタ叫んでる頭逝っちゃってる人。

そんなTHE微妙な僕は「授業中わからないことは先生に質問する」ということがなかなか出来ませんでした。そもそもかなりハードルの高い技だと今でも思う。

授業中によく先生が言う「ここまでで質問はありませんか?」という言葉から始まるイベント。

ぽつぽつと質問をする人はいるのだが、ここで毎度毎度いつも手を挙げる野田くん(仮名)。もう「ここまでで質問はありませんか?」の「せ」ぐらいのところで「はいっ!!!」とキメ顔で手を挙げる野田くん。

彼ぶっちゃけ他のクラスメイトには結構嫌われてましたからね。なんでかってのは大多数の皆さんお分かりでしょうけど、一応説明しておきましょう。

授業というものは本来大人数型で行われるものであって、決して個人の対処をするような時間ではない。先生も極力わかりやすく、誰にでも分かるように説明する。それで99%の生徒はついていける仕組みなのだ。しかし、教育委員会とやらの命令なのか知りませんが、残り1%の救出における最後の手段「ここまでで質問はありませんか?」というイベントが行われる。

ここで野田くんはいつも手を挙げる。よっしゃー今日もやったるでーみたいな顔して手を挙げる。

もちろんそんなことをされたら先生も野田くんの対処をその場でせざるを得ない。従って必然的に「野田くんのためだけの時間」が生じるわけだ。しかも手挙げといて「あ、やっぱいいです」とかマジなんで手挙げたんだよとクラスに喧嘩を売っているようなこともあった。

時には何度説明しても「えーわからなーい」とか「もういちどーおしえてー」とか、ふざけたことぬかしていたこともあった。これの繰り返しでほぼ授業一コマ潰した時もあった。

こりゃ他の生徒は大迷惑ですからね。いいペースで進んでいた授業も地雷を踏んだかのごとくにコケて生徒の集中力も途切れますよ。そもそも、そういう事態を避けるために「質問は授業後に」という暗黙の了解が皆の中で成立しているのに、それを把握できず質問しまくる野田くんの行動はマズい。そういう流れで結構嫌われていた。

つまり「聞く」と言うことは確かにすばらしいのだが、それには周囲を理解し、その中にある暗黙のルールを把握する能力が必要になる。その能力が欠如している人間が「聞く」を発動すると周囲からは好かれることなく過ごす。日本における集団ではそれすらが暗黙の了解だったりする。

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」

確かにそうですが、タイミングは大事ですよね。野田くん、嫌われちゃいました。


今の時代はインターネットという便利な道具がある。わからないことはすぐにインターネットで検索すれば大抵のことが出てくる。

僕が小学校の頃の友人の中村くんは純粋無垢で「セックス」という言葉を知らなかった。

しかしながら中村くんの周囲には僕含め下ネタを覚えたてのガキンチョがうじゃうじゃしてて「セックス」とか「オナニー」とかの単語を連発したくてたまらないたまらない、もう病気かよってぐらいにセックスセックスオナニーオナニー叫んでる。

そんな連中に囲まれた中村くんは「セックス」というやけに響きが良くてどこか心地の良い単語に感動したのか、それにどんな意味があるのかすごく気になっていた。

そしてとうとうある日、中村くんは「せんせー、セックスって何??」と質問してしまったのだ。しかもキラッキラした目で。これには先生も戸惑って「そそ、そりゃまだはやいわー!」と目玉が飛びてたような表情してコーヒー吹き出していた光景は今でも覚えている。あのとき陰で爆笑してごめんね、中村くん。

でも、もし中村くんにインターネットが使える環境にあったらどうだっただろう。きっと先生に聞くなんてしなくても済んだと思う。後に「セックスって何?」と聞いてしまった自分を思い出して心が痛くなるようなことをしなくても良かったと思う。

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」

中村くんの場合、聞いたら一生の恥になってしまいました。


このことから、「聞く」という行為の前に「調べる」という行為が重要になることが分かる。

ご存知、僕はネットの演奏者だ。YouTubeでは並よりは再生数も稼いでるっぽくて、毎日のようにコメントやダイレクトメールが送られてくる。心あたたまるメッセージから何語なのか意味の分からないメッセージまでたくさん頂くのですが、少し困った類のものがある。

「機材教えてください><」

という内容のものだ。いやーもうね。こっちはYouTubeのチャンネルに丁寧に機材を全部書いているのにも関わらず「機材教えろ」ですからね。もう少し調べる努力をしていただきたい。

最初の方は仕方ねえなと思いつつもお返事していたのですが、もうこれが大量になってくるとうんざりですよ。メールボックス開くたびに

「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」

お、新しいメッセージやんと期待を胸に開いてみたら

「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」

オナニーする前にちょっとメールチェックしとくかーって開いたら

「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」
「機材教えろ」


もう死んで欲しい。こんなメールが山ほど送られてくる。それに加えて最近は

「TAB Please ;)」

みたいに外国人が変な顔文字付きで送ってくるんですわ。これもたいがい死ねですよ。少し人に頼り過ぎではないかと思う。もちろんお返事なんてしません。

※TABというのはギターの楽譜

インターネットは確かに便利。

それがここ最近ではSNSなどの普及により急激にコミュニケーション率が上昇したことによって「人に聞く」ということがあまりにも容易でかつ低リスクな行為になってしまった。

それは僕たちから「調べる」という行為を奪い、得た情報から考えて実践するという能力を低下させている。

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」

聞く前に、よく調べ、考えましょう。

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