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童貞を守れ! in 風俗街

最近、やることがない。

僕は大学生。大学生といえばこの時期もまだ夏休みで心底エンジョイしているのだろうというのが一般論だと思う。

春に運命的な出会いをしたあの娘と、ひと夏の思い出づくりのためにデートデートデート。きれいな夜景とか見てキスキスキス、んでセックスセックスセックス。中出し中出し中出し。

「愛してるよ、ひとみ」

「わたしもよ、たかし」

-fin-

バカですか。そんなうまい話、童貞の僕にあるわけないじゃないですか。

ろくに遊ぶ友人すらいない僕に恋人なんてとてもとても、戦場カメラマンがひとりでマシンガントークを繰り広げるぐらいの奇跡が起こらない限りまずありえない。

セックスとかもう考えただけでイライラするのでこっちも負けずにオナニーオナニーオナニー、摩擦で火が起こせるぐらいのピストンでオナニーオナニーオナニー、頭トチ狂って逆立ちしながらオナニーオナニーオナニーって感じで毎日を送ってます。なにが言いたいのか全然わかりませんが、要するに暇なんです。

で、あまりにやることがなさすぎてある日こんな夢を見た。

気付いたらそこは三途の川で、岸辺にいる閻魔大王に「処女ください!処女ー!!」と叫びながら平泳ぎをする。

恐ろしい。多分あれは夢とかじゃなくてマジモンの三途の川だったと思う。冗談抜きで一歩踏み間違えてたら閻魔大王に地獄に突き落とされていた。まさに死の体験。人はあまりに暇すぎると命すら落とすのかもしれない。

命の危険を感じた僕は一旦実家に帰ることにした。以前書いた通り生活リズムもえらいことになってて、もはや人の生き方ではないような生活をしていたのでここはバシッと良いリズムを整えるために実家に帰る。

しかしながら実家に帰ったところで暇は変わりない。特別仲の良い中学時代の友人なんてみんなどっか他の県に行ってるし、やはりやることがない。

ここはしかたがないので街に出かけることにした。実家周辺はわりと都会で、下宿先よりは暇つぶしは出来ると思った。

で、街に風俗店がたくさんある。

風俗店といえば綺麗な若い姉ちゃんたちがアンアンと喘ぎながら淫らな行為をする場所で、想像しただけでもムラムラするのだが、ぶっちゃけ僕はそんなのに興味が無い。というか、そもそも処女じゃない。閻魔大王に地獄に突き落とされる覚悟で「処女くれ」と言ったこの僕が、所詮商売レベルのヤリマンビッチにくれてやる童貞なんて微塵もありません。

と、ここである遊びが思いついた。

「童貞力試し」

風俗店の入り口には必ずと言っていいほど勧誘のおっさんが立っていて、「可愛い子いますよ」みたいな勧誘をしてくる。

うわさによると勧誘される人というのは必ず童貞っぽい人か金持ちでボンボンみたいなおっさんに限られているらしく、当然僕はおっさんでもないので童貞っぽい人としてカウントされるわけです。

童貞っぽい人っていうのは、すなわち童貞オーラを発している人で、これは男にとっては負のオーラと言っても過言ではありません。できる限りは捨てたいもの。そんなものが纏わりついていては男が落ちる。そういう扱い。

だが事実、僕は童貞だ。童貞のオーラがむんむんと漂っているに違いない。

でも客観的に見れば違うかもしれないと思った。僕にとって自分は童貞力MAXで残念極まりない人間であっても、人の目には童貞のドの字も見当たらない、ヤリチンジャック2号がそこにはあるかもしれない。

そういうのは他人に聞いてみないとわからないもので、僕もかつて実際どうなのかと友人に聞いてみたのですが、どうしてもそこに友愛が存在する限りお世辞混ざりの意見になってしまう。これでは意味が無い。

つまり、正確な童貞力を確かめるには赤の他人じゃなきゃダメなわけで、かと言ってそのへんの赤の他人に童貞がどーだなんて聞いたら通報されかねないので通常は自分の童貞力なんて知る由もない。

そこで画期的な測定方法が、風俗店の勧誘を利用した「童貞力試し」なのです。ルールを説明しよう


ルール

・風俗店周辺を3周する

・勧誘に声をかけられずに3周できれば勝ち

・声をかけられればその時点で負け



これで自分がどれだけ童貞のオーラを発しているか分かる。見事3周して何事もなければ童貞力は無であり、声をかけられるのが早ければ早いほど童貞力が高いということになる。

ぶっちゃけ、怖い。風俗店というのはヤクザが絡んでいる可能性が高い。もしここでなにかやらかしてしまうと、命が危ない。正直言って、最初はためらった。やめようかと思った。

しかしながら僕は暇すぎて一度死を体験した人間。飢えた人が食べ物を目の前にして「嫌いだから食べない」とでも言うのでしょうか。いいえありえません。彼はきっと涙を流しながら食すに違いありません。僕も彼と同じです。こんなにも面白いことが目の前に転がっている。やるしかありません


一周目

一軒目。ここはまだ人目が付くためか、勧誘も控えめのようだ。勧誘のおじさんがデスノートのワタリばりの紳士で、僕を見るなりお辞儀をしてくれた。感心である。一軒目クリア。ついでに同じ感じで二軒目も無事にクリア。

三軒目。さぁ、人目がつかなくなったここからが本番。この先400mほどは風俗店でいっぱいだ。

勧誘が僕をターゲットにしたようだ。ジーっとこちらの様子をうかがっている。僕はまるで気づいていないように振る舞う。ここで声をかけられてたまるか。

しかし、そのとき

「兄ちゃん兄ちゃん兄ちゃん!!いい娘いるよー!!」

突然の敗北である。まさかこんなにも早く声を書けられるとはあまりにも計算外だった。

それだけでなかった。

「ほらほらほら兄ちゃん兄ちゃん兄ちゃん!こっちこっちこっち!ボイーンな姉ちゃん!ボイーンな姉ちゃん!」

と、隣の風俗店の勧誘からも声をかけられ、ほぼ強制的と言っていいほどに肩をつかまれ店へ連れ込まれそうになった。

「やめてください!!」

と、声をだして振り払った。こんなセクハラ受けたOLみたいな声が出たのは初めてだ。もしかしたら僕は女なのかもしれない。

すでに僕の敗北が決定して涙こらえてる状態なのですが、ここで素直に撤退してはなにもおもしろみがありません。

とは言いつつも、勧誘の奴らときたら予想以上に容赦がない。もう1ミリでも心を許せば即店の中、つまり僕のプレミア付き童貞を風俗嬢ごときで失うことになる。

言うなればやるかやられるか。殺伐とした僕と勧誘おじさんの戦いなのである。

ルール変更

・風俗店周辺を3周する

・店に入らなければ勝ち(童貞を守りきる)

・店に入れば負け(童貞を失う)


これは、童貞を賭けたひとりの勇者の物語である。



5軒目、6軒目、7軒目…

チンチンが思わず勃起してしまうぐらい甘い言葉が飛び交う。しかし勃起させて物凄い前かがみにながらもいえいえと言いながら無事クリアしていく。負けの条件が少し楽になっただけ、勢いに乗ることができた。


13軒目。

抜けるまであと数メートルってところで、大物がいた。

「うっひょー!兄ちゃん若いね!どうだい!うちの娘たちと遊んでいかんか!」

はいはいって感じでスルーしようと思ったのですが、この勧誘、僕を通せんぼしている。ドラクエの通せんぼキャラ顔負けの通せんぼだ。通り抜けようにも通り抜けられない。左に行けば左に動き、右に行けば、右に動く。

「なぁ、兄ちゃん、我慢できんやろ?」

半勃起の僕に「我慢」という単語が飛び出してきた。苦痛だ。もうここでオナニーしてしまいたいぐらいムラムラしるのに、外だからオナニーできなくて、んで目の前には風俗があって、でも僕は処女厨で、というようにここ最近一番の葛藤と戦いを繰り広げている。

「なぁ!」

肩を掴まれた。もう駄目だと思った。

でもここで童貞を失ってもいいのか。こんなくだらん遊びで僕の初めてを捧げて良いのだろうか。

いいわけがない。なんとしてもこの童貞は守り通さなければならない。

「処女いますかっ!!!」

閻魔大王リターンズ。

「はいぇっ?」

「いないんですか!?じゃぁ興味無いです!さようなら!」

さすが。処女厨として覚醒した僕には風俗の勧誘なんざ目じゃなかった。クリア。

こんな感じで一周目終了。


二周目

1軒目。あの紳士がまたもやお辞儀してくれた。すばらしい。クリア。

3,4,5…軒目

数人は僕がまた来たことに気付いたようだ。

「兄ちゃんどうしたんだい?道迷ってるのかい?」

と聞かれる。そんなもの相手にしたところで店に連れて行かれるのはお見通しだ。徹底的に無視。無視。無視。

「おっぱい!いいおっぱい!あるよ!おっぱい!あるよ!」

と、どんだけおっぱい連呼すりゃ気が済むのかよと思うのぐらい頭おかしい勧誘がいてちょっと笑いそうになってしまったのですが、ここで笑うと「今笑ったよね!?」みたいな流れになって店に連れて行かれるに違いない。相手のペースに乗ったら負けだ。必死で笑いをこらえた。クリア。

そして問題の13軒目。

「お、やっぱ遊んでいく気になったかね兄ちゃん」

さぁどうしましょう。1周目はなんとかクリアしましたが、彼が強敵であることには違いありません。

「どう?今なら安くするよ?」

「あの、処女なんですけど、僕はあの処女にしか興味なくてですね。風俗のヤリマンなんて興味ないんですよ。この前だって三途の川渡ってる時に処女くれっていいながら地獄に落とされる覚悟で閻魔大王に言いましたし、それだけ僕の処女への気持ちっていうのはブレないものがあって、つまり…(延々と語る)さようならごきげんよう。」

「( ゚д゚)??」

頭おかしいかと思われたでしょうけど、クリアしました。

2周目、クリア。処女が思った以上に便利です。


三周目


ラスト。さすがにみんな僕の顔をたいがい覚えてるはずなのでどうなるのか期待できます。

1軒目。紳士。相変わらずお辞儀してくれたけど、微妙に「え?」っていう表情がおもしろかった。クリア。

2軒目も同じくクリア。

さあ本番、人目が付かない3,4,5…軒目。

8軒目あたりで

「兄ちゃん、さっきからなにやっとるんや?」

と、目の前まで来て言われた。ヒィ!怖い!

さぁ言い訳なんて全く考えなかった僕。この場をどうやって乗り切るか

「しょ…処女。処女!処女がいい!」

「ハァ!?」

「処女いますか!?処女!!処女!!処女!!」

容赦無い処女コールに頭を抱えてしまった勧誘。隙を突いて「じゃ」と言って逃げる。

その他の店でもいろいろ難癖付けられました。「仏の顔も三度まで」とありますが、どうやら彼らは二度までですね。クリア。

そして13軒目。やばいです。もうやばいです。ここまで来るとなんか危ない気がします。後ろからヤクザが出てきて今にも殺されるんじゃないかと思いました。

「おまえさん喧嘩売っとるんか?」

予想通りご立腹でした。さぁどうする

「いえ…あの…」

「てめえこっちには◯◯組がいるんやぞ!!え?コラ?」

やばい。ヤクザだ。殺される。これは危ない。ええいクソ、こうなったらもう思い切るしかない

「処女!処女!hぃいいしょじょ!あdらsfちぃふおdjぎ!さしふあj!!」

と言って走って逃げました。クリア。


というわけで童貞どころか危うく命まで失いかけたのですが、無事3周クリアできました。僕の童貞力は残念ながら限りなく高いようで少し落胆してしまいましたが、一途な処女への気持ちは誰よりも強いことに気が付きました。大変いい経験をしたと思います。

で、買い物を済ませた後どういう風の吹き回しか、最後にもう一周してきました。さすがに殺されかねないと思ったので全力疾走で行って参りました。

13軒目の人が、通せんぼしてた。

関係ありません。

「うおおおお!!処女bhふぃjdhgtyれおpfへいうあfはえいjfwkp!処女さgyあhすぢあおうおdj!!!」

風の如く駆け抜けて行きました。

後ろを振り返ると追いかけてきそうだったので更に全力で走りました。

んで微妙に「あhすあふぁおhfkじゃじゃおp!もうくんな!!!」って声が聞こえました。

ありがとう。最高の暇つぶしだったよ。

また来るね

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