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京都旅行記

昨日はなんかネタに走るぞとかずっと語ってたけど別にネタ一筋じゃなくてあくまでザ・オールラウンドブロガージャック2号としてありたいと思う。

実はこのブログを開設した理由は前の記事のようにツイッターじゃ物足りないとかまぁそういうのもあるんですけど、先日福岡の実家から京都まで行ってひとり旅していたんです。それがあまりにも楽しかったからこの思い出をどこかに記録しておこうという流れでこのブログを開設したわけです。わかった?

というわけで今回は笑いなしだ。
虫取り網からまだ虫カゴへ移していないような、そんな思い出たちを逃がさないうちにここで書き納めておこうと思う。





「ぼっち」

という言葉がある。

読んでの如く、ひとりぼっちの様を指す名詞。これは大変さみしいものがあって普通に「ひとりぼっち」と言うよりも「ぼっち」のほうがより一層寂しさを感じる。
言うなれば、ひとりで昼飯食べたり、ひとりで遊戯王カードやったり、ひとりで王様ゲームやったり、上級者あたりになるとひとりでぷよぷよ二人対戦やってるような猛烈に孤独感が強いイメージがある。想像するだけで心が痛む。ぼっちのひとが可哀想でならない。どうにかして救ってあげたくなる。

かく言う僕もぼっちだ。しかし100%パーフェクトなぼっちではなくて、40%か50%ぐらいのハーフぼっちであって、客観的に見てもそんなに可哀想ではない。多分皆さんはひとり飯してる人を見ても「あーひとりで食ってんな。たまたま今日は友達がいないんだろう」ぐらいで別に可哀想メーターも大して揺れないでしょう。
授業だっていつもひとり。外に出るときもひとり。友達はいるにはいるけど特に遊ばない。ぼっちではあるけど少し微妙なライン。僕はハーフぼっち、あるいは半ぼっちでなんか半勃起みたいだけどこんな微妙なラインじゃ人の可哀想メーターを動かすことはできない。人から情をもらえない分、むしろこっちのほうが辛かったりする。

そんな僕が友達に会うために京都へ行く。これはもう奇跡だ。多分一生のうちでも数えるぐらいの機会だと思う。旅行が決定してからの約10日間ぐらいから遠足前の小学生みたいな気分になってあまり眠れなかった。というか眠れなすぎて昼夜逆転するレベルだった。ついでにこの前テスターに当選したまどか☆マギカオンラインが楽しくて眠れなかった。僕の生活リズムをガッツリ崩したまどか☆マギカオンラインは本当に罪深い。おかげで夜にスーパーへ行っても愛飲のKAGOME野菜ジュースが売り切れてる。どうしてくれるんだ。KAGOMEじゃないとダメなんだよKAGOMEじゃ。伊藤園の野菜ジュースなんて飲んでられないよ!と文句言いながら飲んだけど結構おいしかった。



-京都ひとり旅1日目-


数日間福岡の実家で過ごして滋賀に帰る兄貴の車に乗せてもらって京都へ行く事になった。快く車に乗せてくれる兄貴には本当に感謝したい。
もちろん高速道路を通ったわけなのですがどうやらその日に大阪で「SUMMER SONIC」とか言うあんまり知らないけどロックフェスティバルたるものがあってそりゃもう渋滞の嵐だった。

「この渋滞何km?」

「13kmや」

みたいな感じでどっかで聞いたことあるような会話をしつつ数時間経過して渋滞を突破。

と思いきやまたしても13kmレベルの渋滞がやってきてーみたいなことを3,4回ぐらい繰り返してもうマジいい加減SUMMER SONICを蹴り飛ばしたくなる勢いでおしっこしたくなった。冗談抜きで漏れる。これはヤバイ。でもついさっきサービスエリアでおしっこしたばっかりだからまた「おしっこ行きたい」って兄貴に言うのもなんか恥ずかしい。1分1秒がとても長く感じた。頻尿の人の気持が突き刺さるほどわかった。次のサービスエリアでおしっこしたけど結局すこし漏らしたなんてとても他人には言えない。

そんなこんなで朝9時出発夕方5時到着予定のところ大幅に遅れて夜8時に到着。
今夜泊めてくれる中学時代の友人K君の家に行く。僕と同じタイミングで遊びに来ていたT君がいた。T君は高校時代に精神的に追い詰められて誰にも心を開かない時期があったらしく、もう治ったとは話には聞いていたのですがびっくりするほどなにも変わっていなくておまえ本当に病んでたのかよと言いたくなるほど普通で安心した。中学時代と変わらず「あーうー^q^」とか言っててとにかく安心した。まぁ病んでる友人の姿なんて見たかないですよ。よかったよかった。

ちなみに泊めてくれる家主のK君は僕とは比較とならないほど完璧な人間でして、多分話だけ聞くと政府が極秘裏に開発したアンドロイドではないのかと疑うぐらいに完璧な人間なんです。勉強だっていつもトップレベル。現在は京大工学部に所属。運動もずば抜け。体育の授業は県内記録レベルを次々に出していった。顔も二枚目で体格は結構マッチョ。まじバケモンかよ。
そんな彼が僕を親友扱いしてくれるなんて嬉しい限り。もうここまで来た僕は半ぼっちでも半勃起でもない。夜に3人で河原で涼んだり、寝る前に好きなタイプとか語り合ったりほんと久しぶりに僕の黄金期中学時代の雰囲気を味わえて幸福を悟った。まさに青春リターンズです。

というような感じで京都ひとり旅1日目は幕を閉じました。



-京都ひとり旅2日目-


2日目。メインイベントの日。僕はこの日のために京都へ出向きました。
多分これを読んでる方ならもうお分かりとは思いますが、僕はギターをやっていましてそれもかなり激しい感じの、一般人からしたら少し頭おかしいのではないかと大変ご立派な偏見を持たれがちのジャンル、いわゆるヘヴィメタルが大好きなのです。

もちろん、この時代ですからヘヴィメタルやハードロックなんてジャンルが普及しているはずもない。今の時代の音楽はレディガガだ。レディガガさえあれば説明がつく。とにかくレディガガだ。あっちのねーちゃんはレディガガ聴きながら化粧に励む。あっちのヤンキーチックなにーちゃんもレディガガ聴きながらナンパしてる。あっちのおじいちゃんはレディガガ聴きながら優雅にゲートボールやってる。あっちのおばあさんが川で洗濯してたらレディガガがどんぶらこと流れてきてレディガガから元気な男の子が生まれて鬼退治をする。
自分で書いててちょっと意味分からないけど、そんな音楽界。ガガ様好きですけどね。そろそろ全部脱いで欲しいです。

そんだけメタルってのはマイナーなジャンルであって僕の周りに気の合う人なんてひとっこひとりいない。悲しいものです。僕がハーフぼっちなのはそういう趣味の関係もあるのかもしれない。

しかしそこで現れたのが、「yukki」さんという超絶テクをお持ちのメタラーさんを中2か中3ぐらいの時に某動画サイトで発見して、僕は心底たまげた。こんなにギター極めた人がアマチュアにいるのか。運良くyukkiさんはブログをやっていて、当時今以上に稚拙な文しか書けなかった僕が懸命に脳みそふりしぼってコメントをして以来ずっと仲良くしてもらってる。なんかかなり変なコメントした記憶があるんだけど…まぁいいか。僕と10歳も差があるのに相手にしてもらえるなんて本当にありがたい。僕と唯一気が合うギター仲間で、かけがえのない存在です。
そんなyukkiさんがなんと10年ぶりにライブするよーって言うからそりゃもう行くしかないだろーって次第で地元のお土産ぶら下げて京都に出向くわけになったのです。

二日目、結構早起きしてライブ会場ことカナート洛北の島村楽器へ向かう。ライブ開始までまだまだ時間があるのですが僕は天性の方向音痴なので、もし、道に迷ってライブ見れませんでしたーシクシクとかなったらマジで洒落にならん。そんな最悪の事態も考えてライブ開始の5時間前ぐらいから行動開始。僕ってホントまじめだなぁwww^w^
右手にスポーツドリンクを持って熱中症対策はOK、左手にグーグルマップを起動したiPod Touchを持って迷子対策も万全。これで迷ったらノーベル迷子賞ものだ。いざ目的地へ!!

迷った。普通に迷った。マジここどこだよ。確かにグーグルマップに現在位置は表示してある。目的地への経路もしっかりと書いてある。でも現在地が僕のいる場所と明らかに違う。ふざけんなよグーグル。毎日トップページ変えてる余裕があるならもうちょい的確なソフト作れやボケ。

僕こう見えてけっこう人見知りで、道を尋ねることなんてとてもできないんですよ。いや、まぁやろうと思えば出来るんでしょうけど、そんなの僕のプライドが許さない。ピンチはチャンスだ。これは自分で乗り越えねばならない試練だ。っていう感じですぐ人と会話することを拒絶する。だからハーフぼっちなんだよ。
これからどうしようかという不安と、やはり多めに時間を見ていてよかったなという安心が入り混じっている間になんかグーグルマップが急に現在位置を正確に特定しだして無事迷子救出。やっぱグーグル神だわ。

30分か40分ぐらい歩いて目的地のカナート洛北に到着。僕ずっとカナートってなんだろう?カナリヤでも売ってんのかな?って思ってたんですけど普通にショッピングセンターなんですね。イオンとおんなじような感じでした。結構綺麗で良い感じです。

2時間ぐらいぶらぶらと時間を潰して適当にお昼ごはんを食べてるとき、あることに気付いた。

「お土産忘れた」

そう。僕は地元のお土産をyukkiさんに差し上げるために京都まで持ってきたのですが、友人のK君宅についつい忘れてしまった。
これは「てへっ」と軽く自分の頭叩いてあたしかわいいぞ女子力高いぞアピールするとかそんなレベルじゃなくて、もはやロシアンルーレットでトリガー6連打して頭ぶち抜くレベルに痛い失態である。小学校の頃から忘れ物なんてまともにしたたことがなかったこの僕が、こんな重要なときに限って忘れ物をしてしまったのだ。

まあ落ち着け。まだ時間はある。今から歩いて帰って道に迷わなければ40分ぐらいで到着する。そしてここに戻るまでにまた40分で計80分。大丈夫だ。少々重労働になるが、若者が何を言うか。時間ならあるのだ。構わぬ、実行せよ。

今度は道にも迷わずK君宅に到着。ピンポーンとチャイムを鳴らす。さーて、さっさとお土産を救出してカナートまでまた歩くぞー!

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

まさかの不在である…!
参った。こりゃ参った。お手上げだ。お土産救出するにもK君宅に入れないならどうしようもない。あぁ神様、これは何かの嫌がらせでしょうか。いやまぁ忘れた僕が悪いんですけど。

K君のケータイに電話する。プルル、プルル、プルル。なんとなくわかってたけど、出ない。こういう肝心なときに運が悪いのは僕の特殊能力ではないのかとすら思わせる。いつだってそうだった。今夜のおかずは何にしようかとエロ画像を探していたら100枚に1枚ぐらい必ずグロ画像を踏む。親が外出したからオナニーしよーって股間に運んだ手をスナップさせたところで「あー忘れ物したー」とか言ってすぐ帰ってくる。幼稚園の頃はグリコのおもちゃでたまたまキリンの顔がついてない不良品で見た目が結構エグくて大泣きしたこともあった。思い返してみると、どうでもいいけどどうでもよくないときに不運な出来事がよく起こる。そんな体質。

だけど大丈夫、まだ時間はある。1時間ぐらいはまだ時間がある。石の上にも三年だ。とにかく待て。K君のリアクションを待つんだ。

50分経過。

判断を急ぎかねない時間になった。もうお土産なしでyukkiさんの元へ向かうか?それはあまりにも失礼ではないだろうか。ここまでお世話になった人におみやげ一つ持ってこれないウンコゆとり野郎とは思われたくないし、なにより尊敬する人にお土産を渡せない自分が嫌だ。だけど仕方がない、忘れてしまったものは忘れてしまったのだ。
…いいだろう、ウンコゆとり野郎でもなんでも構わん。僕は決心した。カナートへ向かう。

2分ぐらい歩いたところで自転車に乗ったK君に似ている人が僕を見ていました。ふたりとも

「え?」

「え?」

という感じでやはりK君でした。ヒャッホー!
あぁ神様、いい感じのじらしプレイですね。そういうの嫌いじゃないです。

無事、お土産を救出してルンルン気分でカナートへ向かう。もう何も怖くない。なんかまた道迷いそうだったけど迷わずに到着しました。

僕の歩くペースが少し早くなったのか結構時間に余裕があった。なんだ急がなくて良かったじゃんと思いつつ、ライブ会場こと島村楽器へ向かう。

いました。yukkiさん。
ついに見つけました。yukkiさん。

と、言いたいところなのですが彼は本当にyukkiさんなのだろうかという疑問が頭によぎった。確かに車椅子にすわって結構ロックなオーラが出てるのは同じ。だけどこれで別人だったらどうする。もし本当に別人で

「yukkiさんですか?ぼくジャックです☆」

なんて言ったらマジで警備員さん呼ばれて職質されるのではないかと思うと怖くて仕方なくなった。ぼくジャックとかなんかボブサップみたいで余計危ない人だと思われる。
なんでも僕はインターネットで出会った人と直接会うなんて経験は初めてなのだ。

インターネットというものは恐ろしいものです。一昔前は毎日のように報道されていたいわゆるなりすまし事件。女子高生を装ったおっさんが女子高生を犯したとかそういう恐ろしい事件が多々あり、現在でも、というかインターネットが滅亡しない限り起こりえる事件なのです。で、これが仮になりすましだったらどうする?と僕は思った。

もしも「yukkiさん」という人物が架空のもので、本当は綺麗なメガネ美人のお姉さんだったとすると、僕はこれからホテルに連れ込まれて筆おろしでもされるのではないか。そのお姉さんは騎乗位がとても得意で僕をリードしてくれるようにアンアンと叫ぶのだ。そしてたまに受けにもなってくれて僕としても大変ヤりがいのある充実した性生活を手に入れる。毎晩夜を営む関係になるのだ。ついには幸せな家庭を築いて、とある雑誌では「インターネットで芽生えた恋!」とか記事を一面に載せられておまけにインタビューとか来て「いやー人生どこでなにがあるかわかりませんねー、あはは!」とか言っちゃってもうマジ人生楽しくて仕方がない。

そんな妄想を5秒ぐらいでして隣のHMVへ向かった。ここは一時撤退だ。
しかし、ここで立ち止まっても仕方がない。あれはほぼ間違いなくyukkiさんだろう。確かに違う可能性もないこともないが、ほぼゼロに近い。そんなゴミみたいな可能性にビビってどうする?男だろ?男らしくいけよ!間違ったら間違ったで恥をかいて反省して飛び降りて死ね!

「あ、あの、yukkiさんですか?」

勇気を出して車椅子に座っている人に声をかけた。

「お!ジャックさんですね!お待ちしておりました!」

よかった。本当に良かった。これは間違いなくyukkiさんだ。安心して、ホッとした。
だけど話してるだけで心臓がドクドクする。なんたってついにあこがれの人とのご対面だ。そしてなんかイケメンだぞ。若干くそっ!って思ったけどまぁyukkiさんだもの。そしてあまりの緊張に耐え切れなくなってまたHMVへ離脱してしまった。チキンもいいところだ。バンプオブチキンぐらいにチキンだ。

ライブ開演。yukkiさんの隣で観覧。夢みたいだ。今までずっと尊敬してきた人が隣にいる。多分彼がいなければ今のギターライフはない。そんな人が隣にいる。なんだろうこの気持ち…もしや恋かー!恋なのかー!?
yukkiさんって思ったより感じの良い人ですごく話やすかったです。ひとつのバンドが終わるごとにちょこちょこと話して談笑。結構リラックスできました。さっきまでの緊張はどこかに吹っ飛んだ。

そして、yukkiさんの生演奏。もうね、すごいの一言。動画で演奏は何度も拝見したことあるのですがやはり生はもっとすごい。本人はミスったーとか言ってたけどぶっちゃけ僕はそのへんどうでもよくて、生で見れたことに100万カラットぐらいの価値があった。まぶしいぜ。

で、以前から「ライブ終了後に是非ご一緒にお話しましょう!」というお願いをしていたので地下のお食事処へ。チョコパフェ、おごってもらいました。ごちそうさまです。大変美味しゅうございました。
約3時間ぐらい現代の音楽シーンの話とか、yukkiさんのバンド時代の話とか、最近のスマートフォンすげーとかそういう話をしていました。とても会話が弾んだのですが、この時の僕なんかテンションおかしかったような気がします。こんな僕のテンションを引き出してくれる人はそうそういません。流石です。

時間もそこそこになってお開き。あぁ次にお会いするのはいつだろうと少し切なくなりつつもエレベーターまで見送る。バイバイyukkiさん、またお会いしましょう。

K君宅にたどり着いたのですが、どうやらT君は帰ったようだ。今夜は二人きりです。

適当にくだらんことしゃべって早寝しました。




-京都ひとり旅3日目-

3日目。最終日。ひとり旅の本番です。この二日間なんだかんだでひとりじゃなかったけど今日という今日はひとりです。
そう、せっかくの京都。観光せずにはいられない。金閣寺、銀閣寺、あともしかしたら隠しステージみたいな勢いで銅閣寺を発見して大量のAP(足利家ポイント)が手に入るかもしれない。これは期待せざるを得ません。

ここで悩んだのですが、3日分の荷物が入ってるクソでかいカバンを一旦駅のロッカーに置いてから観光するべきだろうか。いや、どう考えても駅に戻るのはつらい。それにこのコンバースのだっせーカバンはいかにも修学旅行みたいな感じがしてよいではないか。

ここからはじまる、ひとり修学旅行。

まず、K君家周辺にたくさんお寺があって片っ端から観光して行きました。
思い返せば一昔前の僕では考えられないことです。もしこれが高校生のときとかだったら、間違いなく観光なんてせずにまっすぐ帰ってます。だいたいお寺巡りなんてしていったい何がいいのか全くがわからない。そんなことなら家に帰ってオナニーしてたほうがよっぽど楽しい。新しいオナニーを思いついたからはやくやってみたいんだよね。

そうだ。確かにオナニーも楽しい。旅行でオナニーしてなかったから大量にぶちまけるのも良い。でも、京都でしか味わえない雰囲気があるのではないだろうか。せっかく京都まで来たのだから観光せずにしてなにをする。ここで記念にオナニーするか?いやそういうわけにもいかんだろ。

自分に言い聞かせているうちに「あぁ、こうやっておじさんになっていくんだろうなぁ」なんて少しセンチメンタルになってしまった。だけどまだおじさんにはなりたくない。せめてこの童貞を捨ててからおじさんになりたい。

そういうわけでお寺巡り。特に面白いことはなかった。やっぱり面白くなかった。でも雰囲気は楽しめたからいいよね。ぼくおとなになったよね!

で、歩いて銀閣寺に行く途中に商店街があるのですがこんなモノを見つけました


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田舎出身の僕には信じられない光景だ。そういえば昨日も歩いてる時に痛車を数台見つけた。京都は萌え文化が浸透しているのだろうか。いいことなのかと言われるとちょっと微妙だけど、商店街に買い物に来るお年寄りの方々はどう思ってらっしゃるのでしょう。気持ち悪い?オタクっぽい?いいえ僕は素晴らしいと思います。萌えこそ日本の経済を支えているのです。僕だってこの前ひだまりスケッチのBlu-rayBOXのおかげで計4万ぐらい出費して半分ふざけんなって思ってるけど、これはこれで日本経済に貢献したのです。はやくこの不況から脱出しないかなと首を長くして僕たちJAPANESE OTAKUはグッズを惜しみなく買うのです。

で、もう少し商店街歩いてるとこんなモノがありました

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う、う~ん…
イマイチ萌えきれてない。何か違う気がする。
ただ、下の方に書いてある

「酢でしめたろか!」

っていうフレーズはかなりハイセンスだと思う。なに酢でしめるって。意味分かんないけど微妙に語呂合わせが良くて憎めない。このフレーズ作った人は間違いなく僕のツボを的確に抑えてる人なので是非お会いしたいですね。多分マコトちゃんからは想像できないほどの汚いおっさんが出てくるんでしょう。

商店街を抜けて銀閣寺へ向かうのですがこれまた結構距離があるんですよね。バスに頼ろうかと悩んでるうちにあと20分ぐらいで到着するとかグーグルマップに言われたのでもう徒歩一択。結局1時間近くかかった。はやくも足がつかれた。

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あーいいねー。銀閣寺。よくわからないけど、やっぱりいいね。雰囲気が。歴史がどうこうとか全然知識がないのでそのあたりを知っていればもっと楽しめるんでしょうけど、昔から歴史関連はクソがつくぐらい苦手で銀閣寺は誰が建てたのか微妙に思い出せないレベル。

この日はまったくのノープランで、僕のイメージとしてはぶらぶら歩いてるうちに「あ、金閣寺だー!あ、銀閣寺だー!」みたいなそういうノリで観光したかったのですが、距離の関係上そうはいかないようだ。一応銀閣寺ときたので、じゃぁ次は金閣寺だろー!と思いマップを開いてみると。あらおかしい。むっちゃ遠い。とても歩いていける距離じゃない。
なんでこんなに正反対の方向に位置するのかが少し信じられない。足利家の嫌がらせかと思うぐらい信じられない。普通は金と銀といえば二つ横に並んでこそ魅力を発揮するものではないのだろうか。
いや、きっと足利家はそういうことより現代交通機関の収入を優先させたのだろう。さすが歴史の人物、賢明です。しっかり未来の経済まで把握してらっしゃる。

そういうわけで、金閣寺

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やっぱり純粋にこれは美しいですね。これが日本の世界遺産だよと誇りを持てる建造物です。

ほんで金閣寺の帰り道にこんなのを見つけました

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T君から聞いたのですが、壁に5本の白い線が書いてあるところは地位の高いとかそんなことらしい。さっきお寺巡りしたところにもこれと同じ物があって地位の高い奴わりとちらほらいるんだなさすが京都だなと思っていたのですが、ぶっちゃけ僕には五線譜にしか見えない。この壁をつかってなにか適当に♪とか♫とか書きたくなる。やはり僕は音楽志向の強い人間のようだ。


で、次はどこに行こうかと。金と銀を見たから次は隠しステージの銅閣寺でも探してみようかと思いましたが普通に考えて何言ってるかわからない。

素直に八坂神社へ行きます。

バスのなかは満員で長時間立たされました。きついです。コンバースの重くてだっさいカバンを肩に下げて長時間徒歩旅をするのは多分僕レベルに歩き慣れてる人にしかできない。この足の痛みを僕の目の前で凛として座ってるズッコケ3人組みたいな連中に教えてやりたい。

八坂神社

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八坂神社です。なんかこの名前聞くたび美樹さやかを思い出します。まどか☆マギカオンラインのやりすぎだろうか。

ぼく銀閣寺のときから思ってたんですけど、さすが観光地というか、外国の方が多いです。
中国語、韓国語、フランス語、英語。様々な言語が飛び交って少し不思議な感覚でした。今、中国や韓国では反日の勢力が強くありますが、少なくともここはそういう国のいざこざは一切感じられませんでした。みんなどこの国の人も同じように日本を楽しんで笑ってる。中国の人も韓国の人も何を言ってるのか僕にはわからないけど、一緒に笑い合ってる。本当に見ている側まで幸せになるような素晴らしい光景です。僕はこういうところに観光の良さを見出したかもしれません。世界がひとつになったような感覚を覚えました。あっぱれ。

それに京都の人はとても親切だ。僕がこのクソでかいカバンをしょって、なんか修学旅行中に迷子になった高校生みたいな空気を醸し出してるからかもしれませんが、八つ橋の販売のおばちゃんとかが「にーちゃん?カバン重いやろ?一休みしていきんしゃい」とか「カバン預かっててあげるからゆっくり観光しておいで」とか本当に親切に声をかけてくれるんです。勿論そういう親切されることに慣れてない僕は苦笑していえいえと言いながら断るのですが、内心かなりありがたい。京都は素晴らしいです。人柄が良い場所は好きです。

ここまで言うと裏をかく人はどうせジャック2号のことだからこれもネタだろと思うかもしれませんが、けっこうマジです。この雰囲気は世界平和への第一歩とすら思わせるほどだった。僕はひとりじゃない。そう思いました。

清水寺

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清水寺の中にもまたお寺があって(よくわかってない)、そこは入場料とかが必要らしいんで御札を買いに行きました。時間帯のせいもあってけっこう並んでたんですが

「大人2人で!」

「大人2人で!」

「大人4人で!」

と、リア充どもがぬかしやがってですね。紛れもなくひとりの僕は

「…ひとりです」

と、なんかヒロシですみたいな感じで悲壮感漂わせながら300円払いました。やっぱ俺ひとりじゃねーか!なにが僕はひとりじゃないだよふざけんな。


時刻も5時半を回り、いざ京都駅へ。
これがまた歩くんですよ。清水寺降りたあとに看板みたいなのがあって「京都駅こっち」とかいかにも徒歩でいけるようなニュアンスで書いてあったんであーこっちかーという何一つ疑わずに行ったんですけど、いつまで経っても駅の気配がないじゃないですか。もうグーグルマップ起動すよ。そしたらなんか現在位置特定してくれないんすよ。マジどうなってるんすか。ここどこすか。

30分ぐらい適当にあるいたところでようやく現在位置特定。見事に京都駅から遠ざかっていた。もう休みたい。京都駅までの経路を検索すると徒歩で約1時間。こりゃたまげた。まだ歩かせるつもりですか。足だけでなくて、カバンに痛めつけられた肩もたいがい動かなくなってきてる。しかし僕も男だ。ギブアップしてバスやタクシーに頼るなんて万死に値する。こんなところで諦めてたまるかよ。相変わらず意味の分からないところで意地を張ります。

道に迷った。普通に迷った。一日ぶりに京都で迷った。
先に言っておきたい。僕は悪くない。悪いのはこのグーグルマップのせいだ。グーグルマップが意味不明な場所を現在地にしちゃうんだ。僕のいる場所とは似ても似つかないわけのわからん現在地に設定するんだ。経路通りたどっても経路から外れる。これほどの鬼畜ゲーはそうそうない。歩いてはルート変更され、また歩いてはルート変更され、まさしく不毛な争いをグーグルマップと繰り広げていた。

どうしようもなく呆然と立ち尽くして真っ白に燃え尽きる寸前みたいな顔した僕に、とあるおじいちゃんが声をかけてくれた。どんなおじいちゃんかって言うと、毒の抜けた富野由悠季みたいなおじいちゃんだ。

「兄ちゃん、どこ探してるんだい?」

「あの、京都駅はどちらでしょうか…」

と聞くと、あっさりと答えてくれた。このおじいちゃん、道の説明がうまい。おそらくプロだ。迷った旅人に道を教えてくれる妖精さん的なボーナスキャラのような存在なのかもしれない。助かった。ありがとうおじいちゃん。繰り返しですが京都の人は本当に親切です。このおじいちゃんがいなければ僕は旅路で倒れてたかもしれません。

30分ぐらい歩いて、なんとか京都駅へ到着。清水寺から出発したのが5時半。現在時刻が7時。限界寸前の足で1時間半も歩かされました。マジ死ぬ。

夜行バスに乗って帰るのですがそれまで時間があるのでラーメン食べたりツイッターしたりおみやげ買ったり、「ああもうこの旅も終わるんだなぁ」と物思いにふけながらウンコした。

バスに搭乗して、いざ出発したものの、隣の人が僕以上にツイッター中毒っぽくて深夜睡眠を取らずにずっとツイッターやっててもはや尊敬の意を表した。できるものなら僕もツイッターやってるんですよえへへーと言いたかったけど、フォローするときっと僕のTLがその人で埋め尽くされざるをえないので自重。なんか旅の大トリがツイッターでシメられた気分です。

朝8時。自宅に到着。とても充実してて楽しい旅でした。

みなさんも時間があるときにはひとり旅をされてはいかがでしょうか。確かに若干寂しいものはあるのですが、誰にも頼らずに旅をすることは自分のスキルアップにつながると思いますし、実際帰ってきてからの僕はなんだか一皮むけた気分です。そして最後に、もしこれを読んで旅をしたくなった人に言っておきたい。

グーグルマップを使って旅をすることはおすすめしません。本気で死にます。


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Comment
長文ワラタwww

でも面白かったからスラスラ読めたよ^^

生yukkiさん、一度はお会いしたいもんです( ´ ▽ ` )
13号さん

おもしろかった!?わーい!
生yukkiさんほんと生でしたよ
はじめまして。
ブログ読ませていただきました。ジャックさんのyukkiさんへの思い、京都での楽しい出来事が伝わります。
僕はyukkiさんのブログでジャックさんを知り、ジャックさんのニコニコ動画や生放送を拝見しております。今回僕もyukkiさんの演奏を見に行きました。すぐにyukkiさんとジャックさんに気付いたのですが、今までブログでコメントしたことがなかった為、今回は声をおかけしませんでした。これからもお二人の配信を楽しみにしています。
shirokuma34さん

ありがとうございます。生放送まで見てくださるなんて感激でございます。僕としてもやはり声をかけて欲しかったのですが、やはり何も脈略もなしじゃ声をかけるのはかなり厳しいですよね…
ですが、僕はshirokuma34さんとあの空間であの演奏を共有できたことを誇りに思います。次にお会いしたときは、是非ゆっくりお話しましょう。
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